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川上弘美さん。
ほのぼのと描かれているけど、 実は人の気持ちがどろどろと動いている話だと思いました。 自分や友人たちの恋愛について考えさせられました。
白石一文さん。
何のために生きるのか?ということを考えさせられる本です。 印象に残ったことば。 「ただ一つ、人が幸福になる道は、自分自身よりも他の存在を愛することだと。」 「そして、神様はこの僕にもこっそりと教えて下さった。―お前は、いついかなるときでも、親が子を愛するように人を愛しなさい。と。」 「誰かのために何かをすること」は、結局自分にとっても幸せなことなんですね。 教師という仕事を大切にしたいと思いました。
映画館で見てきました。
ソン・ガンホ、最高!!! 「JSA」を見たときに「いいなあ」と思ったけど、今回は、人間的な温かさが前面に出てる役だからでしょうか、ますます好きになりました。 周りの俳優さんたちも、よかったです。子役の男の子は、はじめはそうでもなかったけど、見ているうちにどんどん可愛く見えてきました。ムン・ソリ演じる奥さんは、口では文句ばっかり言ってるけど、「実はそれほど嫌じゃないんじゃない~」と思えました。かわいかったです。 この映画では、不正選挙、軍事クーデター、等々、60~70年代の韓国の政治状況が描かれています。当たり前のことですが、「社会」と一般の人の日常生活は切り離せないんですよね。 個人の生き方が社会の動きに影響されることの切なさみたいなものを感じました。 最近、ほかの映画・本でも同じようなことを感じることが多かったです。 「グッバイ、レーニン!」 「やさしい嘘」 米原万理「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」 など。 ソン・ガンホの魅力を感じたい方、ぜひ映画を見てください。 公式ページ
「食」読み物パート2
ロシア語通訳&作家・米原万理さんの食べ物についてのエッセイを集めた本です。 「食」って生きるために必要なことだからか、ほんとに色々なエピソードがあって面白いです。 古今東西、食べ物への関心は変わらないんだなあ、 美味しいものを「おいしい!」と味わえることって幸せだなあ、 と思いました。 私がこの本に出てくるものの中でとっても気になったのは、 「ハルヴァ」という名のお菓子です。 米原さんが子どもの頃にソビエト学校でロシア人同級生に一口わけてもらい、 こんなおいしいものが! と感動したお菓子だそうです。 ペースト状で、ナッツや蜜や香辛料の味がする甘いお菓子、 だそうですが、 う~ん、なんかおいしそう・・・ 私は約2年ロシアで過ごしたけど一度も食べたことないよ?と思いましたが、 その後を読んでちょっと納得。 「なかなか店頭に並ぶことはないし、並んだとたんに売り切れちゃう」(p.82)ものなんだそうです。 米原さんはその後「ハルヴァ」をずいぶん探し求めますが、 似ているものはあっても、 同じ味のものにはなかなか巡り会えないのです。 たった一口食べただけなのに、大人になるまでずーっとその味が忘れられないなんて、 ぜひ一度食べてみた~い! と思いませんか?
主人公の野百合が、恋人の律の家に転がり込む。律には、10歳の息子と、36歳の妹がいる。
なんとも不思議な同居生活。 ふつうだったら、子持ちで、しかも自分より年上の妹のいる人と一緒に生活するなんて、 ひどくためらってしまいそうなものだけど、 この野百合さんは、とても自然にこの家の生活になじんでいきます。 もちろんときどきムッとしたり悩んだりもするけれど、 気負いがなく、そして自分の心に正直なところを、私も見習いたいと思いました。 この小説の一番のポイントは、「おいしい朝ごはん」です。 白いごはんと佃煮。 糠漬け。 卵焼きとお味噌汁。 おいしそ~~~な和風の朝食がたくさん出てきます。 影響された私は、この本を読んでしばらくの間、 白いごはんの朝食を何度か作りました。 私は、朝はパン食の家庭で育ったんですけど、 それでもやっぱり「白いごはんと味噌汁」の朝ごはんに魅力を感じるっていうのは、 不思議ですね。 朝食以外の場面でも、 水炊きや煮物などが出てきます。 この本を読むと、おいしい和食が食べたくなること間違いなし!です。
島の人たちがいろいろなものの記憶を少しずつ失っていく、という話です。
私は、読んでいるうちに、どんどん引き込まれていきました。 一体この話はどんなふうに展開していくの??とドキドキしながら読みました。 記憶を失う、といっても、この本で書かれているのは、 「忘れる」とか「思い出を美化する」とかいうレベルじゃなくて、 もっと徹底的なものです。 もし自分の身にもこんなことが起こったら・・・ 悲しくて恐ろしいことだと思います。 記憶を失っていく人たちがそのことにすぐ慣れてしまう、 というのも何かを示しているようで、印象的でした。 本全体からは、温かさと優しさが伝わってきました。 登場人物たちが素朴で魅力的なのです。 特に、主人公の力になってくれる「おじいさん」がすてきでした。 この本を紹介するのは難しかったかな・・・ でも、私はまたあとでもう1回読みたいな、と思っています。
ブログをはじめました。
いいなあ、と思った映画や本の紹介を中心にしたいと思っています。 初心者なのですが、少しずついろいろな使い方を覚えていければと思います。 記念すべき第1号は、映画「やさしい嘘」です。 「やさしい嘘」 フランス・ベルギー合作(2003年) 監督:ジュリー・ベルトゥチェリ 公式ページ http://www.yasashii-uso.com/ 去年の秋に見たんですが、 実は、ブログに書くならこの映画は絶対にはずせない、と思っていました。 グルジアのおばあちゃんと、その娘と孫娘の話です。 わがままだけど可愛いおばあちゃん、 気が強くて文句の多い(でも現実を見ながら生きてる)母親、 クールでしっかり者の孫娘、 3人の女性それぞれがとても魅力的でした。 はじめは3人は仲が悪いの・・・?と思ったのですが、 見ているうちに、 お互いを思いやる気持ちのやさしさに気づかされました。 また、グルジアの社会的状況の難しさも伝わってきて、切なかったけど、 グルジアの人々の生活を想像することができたという意味でも、 私にとって興味深い映画でした。 後半は、おばあちゃんの行動に驚かされっぱなし。 おばあちゃん、やっぱりすごいよ~、えらいよ~、 と思いながら、 特にラストシーンは涙が止まりませんでした。 最近の映画の中では、ほんとに一押しです。
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